画像編集ソフトを使ってスキャナーを操作する
プリントした写真を自分でデジタル化して残す方法として、スキャナーを使って取り込むというものが挙げられます。スキャナーというのはわかりやすくいうと、電子的なコピーということになるでしょうか。たとえばコンビニなどに置いてあるコピー機を使うと、コピー台に載せたものが紙に印刷されて出てきますが、スキャナーの場合、スキャンすると画像ファイルとして記録されるのです。このように仕組み的にはコピー機とほぼ一緒であり、複合機と呼ばれる家庭用プリンターにはプリンター機能、コピー機能と一緒にスキャナー機能がついています。 画像ファイルをパソコンに保存する方法ですが、まずはスキャナーとパソコンを接続しなければなりません。そして、複合機やスキャナーを買うと付属してくる画像編集ソフトをパソコンにインストールし、このソフトを使ってスキャナーを操作し、画像ファイルを作成してパソコンに保存します。
できるだけ高解像度でスキャンしよう
写真をスキャンするときの注意点としては、読み取る際の解像度の設定です。解像度はdpiという単位で表されますが、数字が大きければ大きいほど写真をきめ細かく読み取ってデータ化し、逆に数字が少ないと元の写真が綺麗でも粗い画像データができてしまいます。したがって、綺麗に残したいのであればできるだけ高解像度で読み取るようにしましょう。また、カラーで読み込むか白黒で読み込むかという設定もあるので適切に行いましょう。
スキャンする際のトラブルとして、写真をスキャナーに斜めに置いてしまい、デジタル化された画像も傾いてしまうということがよくあります。しかし、わざわざ再スキャンしなくても済むかもしれません。画像編集ソフトに画像の傾きを補正するという機能があれば、それで修正が可能です。